テニスをプレーするうえで、一番意識してトレーニングした方がいい部位はどこですか?
そう聞かれたら、即答で「体幹!」と答えます。
これは、僕が今までいろんなトレーニングをやってきて、一番効果を実感している部位なんです。
今回は、なぜ体幹トレーニングがおすすめなのか、どうやってトレーニングをすればよいのかを説明していきたいと思います。
このブログを書いている人
SmartSwing.Pro代表 テニスコーチ歴15年
テニス留学するも、ケガのリハビリ期間に始めたコーチのアルバイトに没頭。
大手テニススクール社員を経て、動きの改善に特化した指導法を追求するため独立。
現在、どのレベルでも効率よく上達するための練習器具と練習方法を提供中。
軸を作りやすくなる
まず、効率よくラケットを振るためには、支える部分(軸)が必要になってきます。
支える部分がフラフラしていたら、コントロールも悪くなりますよね。
その、軸を作るのが体幹と呼ばれる筋肉です。
そして、この軸が安定してくるとスイングに力を入れなくても力強いボールが打ち返せるようになるんです!
体幹を鍛えるだけで好循環。
軸が安定する→楽にスイングできる→コントロールが良くなる
こんなイメージです。
体幹ってどこからどこまで?
では、体幹ってどの辺の事なんでしょう?
元々体幹とはその文字が示す通り、体の幹ということです。
体の幹ですから、いわば胴体の部分を指します。
つまり体幹を鍛えようということは、胴体を鍛えようということです。
例えば上腕を鍛えて強靭で逞しい腕を作ったとしても、胴体部分がグラグラとしていてはまったく使い物になりません。脚にしても同様です。
手、足、頭など胴体から繋がっている部分を機能的に活かすためにはこの胴体部分が重要であるということから、体幹が注目されはじめました。
この場合の体幹とは胴体部分のことですから、具体的には胸、背中、腰回り、腹筋、お尻はすべて体幹の構成要素ということになります。
僕の個人的な感想からすると、体幹と合わせて太ももを鍛えることをお勧めします。
動いて止まるときの体の安定度がさらに高くなります。
どんなトレーニングがあるの?
股関節回りを鍛えるためには最近流行りのプランクや、シンプルにクランチもいいと思います。
おすすめの太ももの事を考えるとスクワットや、ブルガリアンスクワットです。
自己流は良くない
ただ、ここで気を付けたいのが絶対に自己流でやらない事。
トレーニングの動作は、似ているけど全然効果が無い動作になってしまうことが多くあります。
特にスクワットなんかはやり方を間違えると腰を痛めてしまいかねません。
初めはフィットネストレーナーに教えてもらうのが一番効果的だと思います。
最近はパーソナルトレーニングも一般的になってきましたからね。
体幹を鍛えれば、イメージ通りの動きができてテニスがさらに楽しくなる事間違いなし!
ボールを捨てないという考え方
スマホでコントロールできるテニスマシン