私は20年近くジュニアテニスの指導に携わってきましたが、その中で最も魅力的だと感じるのは、子供たち一人一人の成長速度の違いによって生まれる驚きです。
たとえば小学生の頃は試合で常に勝利を収めていた選手が、中学生になって伸び悩むことがあります。
その一方で、なかなか結果が出なかった選手が、高校生になって急激な成長を遂げることも。
この予測できない成長過程こそが、ジュニアをサポートし続ける醍醐味だといえるでしょう。
この記事では、ジュニア期のテニス選手が大きく伸びる時期や「伸びる子」の特徴について解説し、成長のチャンスを最大限に活かすための練習方法やサポート体制について紹介します。

SS.P代表 松田 智行
テニス協会公認コーチ コーチ歴19年
ツアー帯同経験あり
本格派YouTubeテニスチャンネル
「スターテニスアカデミー」創設者
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テニスを始めるのに適した年齢とは?
私の経験上、活躍する選手の多くは5歳前後から小学校低学年までの間にテニスを始めています。
幼少期からテニスを始める最大のメリットは、ラケットが体の一部となる感覚を自然に身につけられることです。
約70cmもの長さと260g~300gの重さがあるラケットを、自分の腕の延長として扱えるようになる。
この感覚を身につけることが、後の技術向上に大きな影響を与えます。
もちろん、中学や高校からテニスを始めて成功している選手も存在します。
しかし、そのような選手の多くは、小学生時代に他のスポーツを経験し、そこで優れた身体能力を培っているケースがほとんどです。
つまり、幼少期に基本的な運動能力の土台を作り上げておくことが、何より重要であると言えます。
筋力がついてからラケットを使うと、どうしても力で無理やりコントロールする場面が多くなります。そうすると、道具(ラケット)の使い方が変わってくるのです。
幼少期からプレーしているとラケットヘッドを無理なく加速させる方法を感覚的につかんでいるため、楽にボールを飛ばせるのですが、筋力で無理やりスピードアップさせるとコントロールが不安定になりやすく持久力も無くなります。
無理なく加速させる技術を筋力がついてから習得するのはとても難しく、習得するためにかなりの時間を要します。
また、時には「脱力」と「力を入れる」差を生まないといけないのですが、どれぐらい力を抜けばいいのか入れればいいのかをアドバイスによって感じる事も難しいと思います。
また、テニス独特のボールとの距離感をつかむのに時間がかかることも多くなります。
テニスのジュニアが伸びる時期
テニスの腕を上達させ続けるためには、心身共に無理の無い指導を受けることが大切です。
個人の心身の成長速度に合わせて最も効果的なアドバイスをすることで、子供たちは大きく成長するのです。
ここからは、学年ごとの練習内容や、その際のポイントについて解説します。
小学校低学年はテニスの楽しさを知る時期
小学校低学年のうちは、テニスを楽しむことが最優先です。
ボールを打つ感覚やラケットの操作に慣れ親しみながら、基礎的な運動能力を高めていく時期であると言えます。
テニスの最大の特徴は、ラケットという「道具」を使う競技であるという点です。
テニスラケットは長さ約70cm、重さも260~300gあり、決して小さいとは言えません。
それを自在に扱えるようになるためには、ある程度の筋力が必要です。
小学生にとってはラケットはまだまだ「重い」道具です。
この時点では、強いボールを打てるようにするよりも、まずはボールに無駄なく力を乗せる方法を学ぶことを優先しましょう。
この時期の指導で意識している事は、打ち方よりもゲームの楽しさを感じる事を優先しています。
テニスでのゲームが楽しい→もっと勝ちたい→駆け引き&技術向上
この様な流れを意識しています。
小学校高学年はステップアップする時期
小学校高学年になると、基礎体力向上と並行して、試合経験を通して戦術理解を深め、「試合で勝つ」意識を養っていく時期に入ります。
この時期は、それまでに築いた基礎を活かしながら、より実践的な技術を身につけていく重要な段階です。
基本的なフットワークと、効率よくボールを前に飛ばす技術を習得できたかどうかが、後の成長に大きく影響します。
また、知的にも精神的にも成長してくる時期でもあるため、やりたいことだけやるのではなく、勝つためには何が必要かを理解できる感性も必要となってきます。
ここで気を付けたいのが、少し上達してくると、レベルが上の子たちと一緒に練習する機会が多くなってきます。
そのような上のレベルに上がってきた子たちが初めに感じる違いは、ボールスピードの違いだと思います。
無理に早いボールを打とうとするとフォームが崩れてしまい、逆にボールが打てなくなってしまいます。
無理にスピードを上げる必要が無い事を伝えていく必要があると思います。
中学生は成長に合わせた技術力をアップさせる時期
中学生になると、身体が大きく変化してきます。
この時期のトレーニングの質こそが、パワーアップや技術の精度向上に大きく影響すると言えるでしょう。
しっかりとしたフォームを身につけ、サーブやストロークで、スピードとコントロールを意識した練習を取り入れることが重要です。
また、ただ打てばいいというわけではなく、オフェンスとディフェンス(攻撃と守備)の意識を持つことも求められます。
基礎体力の向上と並行して、試合での経験を通じて戦術的な理解を深める必要があるのです。
この時期の指導で特に気を付けているのは、急激な身体の変化にフォームを適応させることです。
先日も、身長が急に伸びた生徒のフォームを修正する機会がありました。
一時的に戸惑いはありましたが、新しい体格に合わせたフォームを見つけることで、より力強いショットが打てるようになりました。
このように、生徒一人ひとりの成長ペースに合わせた指導を受けられるかどうかが、この後の成長にも大きく影響すると考えています。
高校生 戦術と精神面で勝負する時期
高校生になると、戦術理解を深め、試合経験を積み重ねることで、精神的な強さを養う時期に入ります。
技術の差が小さくなり、相手のミスで簡単にポイントを取ることが少なくなります。
攻撃的なショットを打っても1球では決まらないことが多くなり、攻撃一辺倒になると、自滅する事も多くなるでしょう。
そんな中で、強く打つ攻撃的なショットを無理やり打つのではなく、相手の返球が良ければ、無理せず守備的なボールを打ち返す事も必要となります。
このように、攻撃的なショットを打つべきか、守備的なショットを打つべきか、この判断力を養われていないとトーナメントを勝ち上がるのは難しくなるでしょう。
精神面でも、不利な状況に追い込まれてもあきらめず、打開策を探し出す我慢強さが必要になります。
精神的に成長してくると、試合中に簡単に崩れてしまうという事が少なくなってきます。
まずは、相手のポジション、自分のポジション、ボールの質、バウンドする場所等を考慮し、ゲームごとポイントごとに攻撃的にプレーする、守備的にプレーするその違いを感じる事から始まります。
ジュニアでテニスが伸びる子の特徴
20年の指導経験の中で、特に印象に残っている生徒がいます。
彼は、中学1年生の頃は、地区大会でも1回戦敗退が続くようなレベルの選手でした。しかし高校2年生になる頃には、関東大会に出場するほど大きく成長したのです。
私は、いったい何が彼をそこまで成長させたのか考えてみました。
そこで思い至ったのが、以下の4つの特徴です。
どんな状況でも前向きな姿勢を保てるメンタル
まず重要なのは、試合でミスをしても、すぐに気持ちを切り替え、次のポイントに集中できるメンタルの強さです。
その生徒の最大の特徴は、どんな状況でも前向きな姿勢を保ち続けることでした。
試合でミスをしても、一瞬で気持ちを切り替え、次のポイントに集中する。
単にミスを気にしないのではなく、相手との駆け引きを常に意識していたのです。
彼は技術的に明らかに上回る相手との試合でも、決して諦めることなく、「相手にプレッシャーをかけられる場面はどこか」を探り続けていました。
実はこの心構えは非常に重要なものです。
「戦おう、駆け引きをしよう」という気持ちと「ミスをしたくない、負けたくない」という気持ちのうち、前者の意識が強い選手は試合でも勝ちやすくなります。
彼は無意識にそれを実践できていました。
この前向きな姿勢があったからこそ、強豪とされる選手との試合でも互角に戦えるようになっていったのだと考えられます。
考える力と工夫する姿勢
伸びる選手に共通しているのは、単にボールを打ち返すだけでなく、「なぜこのショットを選んだのか」「次はどう攻めるか」を常に考えている点です。
上達するためには目標に向かって努力を続けることが何より大切ですが、ただ言われたことをこなすのではなく、自分で考えて工夫できるかどうかがその後の結果に大きく影響するのです。
先ほど紹介した生徒は、練習ノートをつけていました。
その日の練習で気づいたこと、試合で感じた課題、それを克服するための具体的な練習方法まで、細かく記録していたのです。
彼の最大の特徴は、定期的に練習ノートを見直し、必要に応じてトレーニングの方法を変えていったことです。
「◯◯するにはどうしたらいいですか」と、積極的に質問にも来ていました。
この積極性がなければ、関東大会に出場するほどの成長はできなかったことでしょう。
この能動的に「考える力」は、試合での戦術面でも大きな差となって現れます。
打てる技術を持っているだけでなく、その技術をいつ、どのように使うかを考え、実践できるかどうかが、結果の良し悪しに直結するのです。
新しいことに挑戦する姿勢を持っている
新しい技術や戦術を学び、実践しようとする姿勢も重要です。
ショットのバリエーションを増やしたり、状況に応じた戦略を立てたりすることで、試合を有利に進めることができる。
小学生高学年で、ある程度試合で勝てているのでプレースタイルを変えたくない子と、試合は勝ったり負けたりしているが、足りない部分を一生懸命補おうと練習している子、この2人が中学3年生になるころには確実に大きな差が出ます。
ジュニアの場合、現状維持では下降しているのと同じになってしまいます。
このように、新しい技術を積極的に学び、実際のプレーの中に取り入れる姿勢が重要です。
「慣れない技術を取り入れるのは不安…」と思う人もいるかもしれませんが、成長するためには新しいことに挑戦する勇気も求められるのです。
自分のプレーを客観的に見る習慣がある
上達するジュニアはとにかく、自分のプレイを冷静に見ている印象があります。
たとえば「練習ではできたのに、試合ではうまくいかない」というのはよくある話です。
そういったときに、緊張から生まれるちょっとしたフォームの違いに自分で気付き、改善できる生徒は、どんどん成長していきます。
もちろんコーチなどに相談してチェックしてもらうことも可能ですが、最近はスマホの録画などを駆使してすべて自分で完結させられる子も出てきています。
自分自身を客観的に振り返り、改善する姿勢を持つ生徒は「伸びる子」であることが多いです。
客観的に見れているからこそ、理想ばかりを追い続けて苦しくなるのではなく、今はこれぐらいの技術で勝てる方法を探そうという気持ちになると精神的にも楽になり、前向きに戦えるのではないでしょうか?
あるいはデジタル計測機器などを活用するのもおすすめです。
「勝者のサーブ塾」では生徒がイメージ通りに打てているか確認するために動画を撮影し、フォームの改善点を確認します。
軌道やスピードをデータ化し、改善度合いを確認できるようにしています。
伸びる子を育てる練習メニュー
一流のテニスプレーヤーを育てるためには、どのようなカリキュラムで練習を進めるかも重要です。
初めは基礎的な動作の練習から始め、少しずつ高度なテクニックを取り入れていきましょう。
ここからは「ストローク・サーブ・フットワーク・戦術」という4つの観点から、学年ごとの練習内容を紹介します。
【テニス】ジュニア向けの練習メニューをプロ帯同経験のあるコーチが解説
ストローク
小学校低学年の間は、ボールを捉える感覚を養うために反復練習をおこないましょう。
まずは、基本的なストロークの型を身につけることに重点を置きます。
しかし、ただ型を教えるだけではありません。
なぜその型が必要なのか、どうすればボールがよく飛ぶのかを、子供たちが自然と理解できるよう、さまざまな工夫を凝らして教えていきます。
高学年になると、スピンやスライスなど球種を増やし、コート全体を使った実践的な練習が始まります。攻撃的なショットと、守備的なショットを分けて学んでいきたいですね。
中学生以降は、より正確なコントロールと、スピードのあるボールを打つ練習が重要になります。
サーブ
小学生のうちは、身体に無理のないフォームを身につけることに重点を置き、可能な範囲でスピードや回転を意識した練習をおこないます。
ここでも、ミスをしないサーブを学ぶのか、相手にとってプレッシャーのかかるサーブを学ぶのかが大きな分かれ目です。
当スクールでは積極的にポイントを取るためのサーブを目指しています。
中学生以降は、ファーストサーブとセカンドサーブを使い分け、コースを狙う練習もしていきます。
実際に試合を有利に進められるよう、戦略的なサーブを打てる状態を目指してます。
フットワーク
テニスの上達において、フットワークの重要性は何度強調しても足りないほど重要なものです。
しかし、良いフットワークとは、ただ走り回ればいいというものではありません。
私のレッスンでは、「効率的な動き」を重視しています。
フットワークの練習をすることは全ての成長段階において重要ですが、特に小学生高学年以降は、敏捷性、持久力、状況判断能力を高めるため、その重要性がさらに高まります。
正しい打点に入るためのフットワークを習得すれば、安定したショットを自然と打てるようになるのです。
覚えておいていただきたいのは「頑張って動いているから良し!」ではないということです。
体力には限界があるため「本当にその動きで長時間の試合ができるのか?」を考慮しながら、無駄の少ない効率的な動きを学ぶことを意識しましょう。
戦術
王道と言われる戦術はもちろんですが、選手の個性を生かした戦術を編み出す事も重要です。
得意なショットをポイントにつなげるためには、効果的な場面を見極める事が必要になってきます。
技術のパターンを知り尽くしている当スクールだからこそ、効果的なショットの組み合わせを構築することが出来ます。
SmartSwing.Proのジュニアレッスンでは、20年近い指導歴を持つプロコーチが、お子様の一人ひとりの年齢や技術レベルに合わせた、きめ細やかな指導を提供しています。
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ジュニアでテニスが伸びる子を育てるための注意点
テニスに限ったことではないかもしれませんが、相手が大人か子供かによって指導の内容は大きく変わります。
特に子供の場合は個人差が大きいため、それぞれの子供の技術レベルや精神年齢に応じて、メニューや声掛けの内容を工夫することが必要です。
ここからは、ジュニアの指導をおこなう際に注意すべき点を紹介します。
成長期の身体への負担を気にする
成長期の生徒を指導する際には、身体への負担に留意し、無理のないメニューを組む必要があります。
練習量や強度については、選手の年齢や体力に合わせて調整しなければなりません。
特に気を付けるべきなのは、骨や関節への負担です。成長期に無理をして骨や関節を傷めてしまっては、プレーを休まなければならなくなるだけでなく、最悪の場合テニス自体を諦めるほどの障害に繋がるケースもあります。
そのため、本人のコンディションを見ながら、練習の量や強度をその都度調整する必要があるのです。
モチベーションの維持が大事
モチベーションを高く維持することも、レッスンにおける重要な要素のひとつです。
「やりたくないな」と思いながら練習していては、内容も定着せず上達に結びつきにくくなってしまうことはイメージしやすいでしょう。
そのため、指導の際には常にポジティブな声掛けをおこなうように意識しています。
試合の結果だけでなく、練習に熱心に取り組む姿勢そのものや、ほんの少しでも技術が向上した場面があれば、どんどん褒めるようにしています。
褒められることで生徒も積極的になり、さらにスムーズに上達できる良いサイクルが形成されるのです。
練習と試合のバランスが大事
上達するためには、練習ばかりではなく、試合を通して実践的な能力を身につける意識も重要です。
試合には、プレッシャーを感じながらプレーする経験を通して精神的に成長したり、勝負する楽しさを実感したりできるメリットがあります。
このような実戦経験の中で重要なのが、ミスに対する考え方です。
テニスではミスがそのままポイントロスにつながりますが、ミスを恐れすぎて「ミスをしないテニス」を目指しては本当の上達は望めません。
確かにミスを減らすことで格下には負けにくくなりますが、格上に勝つ可能性はかえって低くなってしまうと私は考えています。
実際、大きく伸びる選手は必ずどこかで成績がジャンプアップしています。
ジャンプアップするためには、何処かでチャレンジする気持ちを持てるかどうかです。
勝負どころで効果的なチャレンジができるプレーをするために、さまざまな技術の向上と駆け引きを常に意識し、それを勝負するための武器として活用していく意識を持ちましょう。
ジュニア選手の成長を支えるメンタルサポート
ジュニア期の選手を育てる際には、周囲の大人による精神的なサポートも欠かせません。
特に小学校高学年から中学生にかけては、思春期や反抗期といった難しい時期にも入るため、一人ひとりに応じた適切な支援が求められます。
ここからは、親とコーチがどのようにメンタルサポートをおこなえばいいのか、それぞれ解説します。
保護者ができるメンタルケア
技術面の向上と同様に重要なのが、メンタル面でのサポートです。特に保護者の方々には、子供の成長に最も大きな影響を与える存在として、以下のようなことを心掛けていただければと考えています。
選手からすると、試合の評価をされるという部分は非常にセンシティブになります。
その試合を見た人が、喜んでいるのか、悲しんでいるのか、怒っているのか。
そのため、試合の結果だけでなく、その過程にも目を向けていただきたいということです。
親から、「なんで・・・」「もっと・・・」等の言葉ばかり聞こえてきてしまうと、モチベーションは下がる一方ですが、逆に、励ますばかりでも選手から甘く見られてしまいます。
試合を見た率直な感想は伝える必要がありますが、その感想プラス、試合に向けて前日から準備をしっかりできていた事や、最後まで諦めずに戦えた、といったスコアに現れない点を評価してあげる事で、コーチとは違う点でサポートしてもらえてると感じられるのではないでしょうか?
お子様の成長を長い目で見守ることが、テニスを通じた心身の健全な発達にもつながっていきますので、ぜひ意識してみていただきたいです。
コーチがレッスン中におこなうサポート
ジュニア個人の個性と技術指導のバランスを見極める。
テニスの技術には王道と言われるテクニックやフォームがあります。
ですが、全ての人に当てはまるとは限りません。
体格や、可動域の違いによって、各プレーヤーに合ったテクニックがあります。
プレーヤーの感性に任せきりでは何処かで行き詰まるし、型を押し付けても大きく伸びるとも考えにくいです。
どこまで個性として生かし、どこを改善していくのか。
この見極めが指導者には必要だと感じています。
伸びる子を育てるために
ジュニアテニス選手の成長には個人差があり、「伸びる時期」は一人ひとり異なります。
しかし大切なのは、適切な練習とサポートがあれば、どの子供にも大きく伸びる可能性が秘められているということです。
その子がいつ大きく伸びるかは、本人を含め誰にも予想がつきません。
だからこそ、保護者や指導者には、プレーヤーを支える意識が必要だと考えています。
子供の成長を長期的な視点で見守り、焦らず、温かくサポートしていくことで、必ずや子供たちは自分なりの成長を見せてくれるでしょう。