テニスと芸術

さて、前回の続きです。

テニスと芸術 全く、交わることのない言葉だと思いませんか?

テニスとは○○だ。の中に何が入るか?考えてみれば、10年近くずっと探していました。

なんとなく当てはまる言葉はあったものの、これほど聞いた瞬間にそうだ!と思った言葉はありませんでした。

「アートと同じで自分のスタイルを表現するんだよ。」

これは、フランスで知り合ったコーチが言っていた言葉です。

この言葉から、フランスにはいろいろなプレースタイルの選手がいる事にも納得しました。

ここから、テニス=芸術 (自分を表現するもの)という意識が確立されたんです。

コーチの操り人形としてプレーして勝つことはいい事なのか?この答えにいつも悩みます。

勝ち負けもあれば、技術レベルの差もあります。

テニススクールでは技術レベルを上げるための練習もしますし、勝つための戦術も教えます。

ただ、コーチとして教えたことをそのまま実行して欲しいと思ってるわけではありません。

本当にうれしいのは、習得した技術や戦術を使って、選手たちが状況に応じて自分なりの答えを表現してくれた時なんです。

勝負に勝てるという事は素晴らしい事です。ただ、勝負の先にある自分を表現するという事はきっと、生きていく上で大切な事なんだと思っています。


ボールの寿命が最大10倍

ボールレスキュー

スマホでコントロールできるテニスマシン

SPINSHOT Player


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マツダコーチ SmartSwing.Pro代表(テニススクール運営、テニス用品開発) テニス協会公認コーチ コーチ歴19年

テニス留学中、効率的に上達する指導法に出会い、その指導に特化したスクール運営に携わった後、ジュニア部門を立ち上げ独立。

YouTubeチャンネル スタテニの撮影に携わり常にトップレベルのプレーを間近にしている。実はスタテニの前進、小野田テニスクラブ生みの親。

効率よく上達するための練習方法と器具を皆さまに提案するため日々奮闘中。

目次