New Normal Tennis

フェデラーの強さから思うこと

テニスで豊かな人生を。
こんにちは。ラフィノ及川です。

8月31日から今年最後となる四大大会、全米オープンがニューヨークで始まりますね。
昨年は錦織選手の準優勝でとても盛り上がりました。

さて、大一番を前に、ATP1000の前哨戦が2大会終了しました。

前々週のモントリオールでは、マレーがジョコビッチを決勝で下しての優勝。
前週のシンシナティでは、フェデラーがジョコビッチを下し2年連続優勝。

となりました。

私は、全米オープンは、このTOP3人が優勝の本命と見ています。

力も実績も、頭2つ、他の選手に比べて飛び抜けています。

ジョコビッチは、シンシナティでフェデラーに敗れましたが、もし勝っていたら、9つのATP1000大会の全制覇達成だったそうです。(錦織選手は、まだ1つもATP1000のタイトルを持っていません。)

そして、グランドスラム17個のタイトルをもつ、現役レジェンド、R・フェデラー(34歳)が絶好調です。
シンシナティではジョコビッチにブレークチャンスすら与えることなく、7-6(1) 6-3 で完勝しました。

今のフェデラーの強さの要因は何でしょうか?! 3つあると思います。

私が一番大きいと思っているのは、道具の変化です。

①2014年秋に、ラケットをチェンジ
federer-prostaff-rf
フェイス(面の大きさ)が90⇒97インチの大きいラケットに変更
フレームも中厚(21.5mm)になりました。

▼【魔法の杖】ウィルソン(Wilson) PRO STAFF 97 RF(プロスタッフ 97 RF)
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これにより、シングルバックハンドのエラーが非常に減ったように思います。

それから、

②ネットプレーを強化
エドバーグ氏をコーチに迎え、ボレーに磨きをかけました。
ストローク全盛の時代ですが、多くのポイントをネットで奪っています。
展開が非常にスピーディになり、相手のミスを誘うようになっていると感じます。

そして3つ目が、

③大会数を絞って、調整し、ビックタイトルに照準を合わせていること
シンシナティは、ウィンブルドン(準優勝)以来の大会です。調整、休養、共に十分です。

そう感じました。

2012年ウィンブルドン以来となる18個目のグランドスラムタイトルなるか?! 注目されます。

そして、我らが錦織選手!

4番手として、第4シードになりそうですね。

準決勝までは、この3人と当たらないドローとなります。これは大きいですね。

第4シード=4強入りはノルマ となりますが、その上に行くためには、

いかに怪我なく、疲労なく、ベスト4に進むことができるかがカギになってくるでしょう。

最後のショータイムが今から待ち遠しいです。

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それではまた。

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