テニスラケットの振動止めは何のため?

ラケットに振動止めは必要なんでしょうか?

今回は、振動止めって何?~トップ選手たちはどうしてるのか?まで、調べてみましょう。

 

SmartSwing.Pro代表 テニスコーチ歴15年

テニス留学するも、ケガのリハビリ期間に始めたコーチのアルバイトに没頭。

テニススクール社員を経て、動きの改善に特化した指導法を追求するため独立。

有名YouTubeチャンネルの制作に関わりつつ、どのレベルでも効率よく上達するための練習方法と器具を提案中。

 

目次

ラケットに振動止めはなんでつけてるの?

不快な衝撃を吸収するという話ですが、

僕の感覚的には衝撃というよりも、音の変化によって違うように感じていると思っています。

たしかに、振動止めを付けたほうがマイルドな打感になったような気もするんですが、

それは、打球音が少し低くなったからだと思うんです。

振動止めを付けていても、打ち方や力みによって腕に負担はかかりますし、

ある無しでどれだけ体への負担が変わるのかは微妙です。

負担軽減にはラケットとストリングの影響の方がよっぽど大きいと思います。

トップ選手でもつける人、つけない人いるので、好みで選んでいいと思います。

 

ちなみに、僕は振動止めを付ける派なんですが、

マイルドな打球音の方が、ボールをホールドしてる感がつよくなり、

コントロールしやすいイメージがあるからです。

ようは、気持ちの問題です。

気持ちよくプレー出来る方を選んでいいと思います。

 

いつから振動止めがあるの?

40年以上前(ウッドラケットの頃)は、振動止めって無かったように思います。

僕も実際に使っていたわけではありませんが、クラブの倉庫に眠っているウッドラケットを見た時も振動止めって一つもなかったと思います。

ただ、アガシ全盛の頃に流行ったのは、アガシがラケットに輪ゴムを結び付けて振動止めとして使っていたのをみんな真似してました。

ちょっと太めの輪ゴムがなかなか手に入らなくて、探し回った記憶があります。

そして、1990年以降からはいろんなタイプの振動止めが出てきました。

ATP TOP プロ選手はどんな振動止めを使ってる?

ジョコビッチ

HEADの振動止めです。

これですね。


 

ナダル

ナダルも使用ラケットメーカーの振動止めですね。

多分、これだと思います。


 

ティエム

ティエムは振動止め付けてませんね。

 

メドヴェージェフ

テクニファイバーにこんな振動止めあるんですかね?横長タイプです。

ありました。


 

やっぱり好みだけど

トップ選手も付けていたり、いなかったり。

ラケットとストリングの種類によっても付ける付けないは変わってきそうですね。

ただ、大きいタイプの振動止めを付けているトップ選手はいませんでしたね。

大きければいいというものでもないみたいです。

僕的には、この振動止めが一番なんですが、

多分、版権なんか取ってないですよね。


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この記事を書いた人

マツダコーチ SmartSwing.Pro代表(テニススクール運営、テニス用品開発) テニス協会公認コーチ コーチ歴19年

テニス留学中、効率的に上達する指導法に出会い、その指導に特化したスクール運営に携わった後、ジュニア部門を立ち上げ独立。

YouTubeチャンネル スタテニの撮影に携わり常にトップレベルのプレーを間近にしている。実はスタテニの前進、小野田テニスクラブ生みの親。

効率よく上達するための練習方法と器具を皆さまに提案するため日々奮闘中。

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