今日は3月11日、あれから5年が経ちました。
東日本大震災にて亡くなられた方のご冥福を心より祈り申し上げます。
私は被災地、石巻市の出身です。
現在、石巻には両親が暮らしています。
家は高台にあるため被災は免れましたが
女川にいた従兄が津波に流され犠牲となりました。
石巻では4,000人の方が死亡、行方不明になっています。
写真は2011年7月
幼い頃、「チリ地震(1960)では、津波が橋を越えた」と言っていた祖父母の言葉が思い出されます。
人間は自然の前には無力であることを痛感します。
震災から5年が経ち、沿岸には土盛りがされ、住宅地の開発が着手されています。
目を疑うような惨状は片づけられ無くなりましたが、跡地には更地が続きます。
帰省する度に、復興とは何かと、考えさせられます。
これだけの人がいなくなってしまったわけですから、、、、、
私には何もできません。
被災した方々の苦労を思うと、軽々と発言することもできません。
あれ以来、私は
石巻市のテニス大会に出場を続けています。
年に3回、
石巻市民大会、石巻市選手権、石巻市オープンシングルス
と、できる限り帰省し、地元の方々とテニスを通して元気な姿を見せ合っています。
▲高校の後輩、宮本くんと。大学受かったかなぁ!?
これからも、体が続く限り、出場し続けていこうと思います。
あの日を忘れないためにも。
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